枇杷舎

『物語のある場所～本と言葉のちいさなお祭り～』開催まであと10日ほどとなりました。

目下、読書会の準備を進めています。



枇杷舎で開くときと同じように、レジュメを作ったり、参考資料を準備したり、いろいろ考えています。
映画も公開になるので、そちらの情報も盛り込んで。

なにより　『羊と鋼の森』　が噛めば噛むほど味が出るするめのように読めば読むほど味わい深く、
一気に読むというよりじんわり読むのが合うな～などと思っています。
しみじみ良い作品です。

今回の読書会、「公開」とはなっていますが、廊下からちらりとのぞけるくらいの「公開」です。
人に囲まれて行うものではありませんのでご安心を。
まだすこしお席がありますので、参加してみたいなと思う方はお申し込みくださいませ。

参加申し込みはコチラまで→　monogatarinoarubasyo@gmail.com

件名を「読書会参加希望」として、以下の3点を明記しお申し込みください。

　　　　　　　　　・お名前　　・希望人数　　・電話番号




  

6月9日（土）に開かれる『物語のある場所～本と言葉のちいさなお祭り～』にて
枇杷舎読書会【みんなでブンガクシリーズvol.4】を開催します。
テキストは宮下奈都さんの『羊と鋼の森』です。
いつもは枇杷舎で行っていますが、今回は会場が異なります。
以下の詳細を必ずご確認の上、お申し込みください。



枇杷舎読書会【みんなでブンガクシリーズvol.4】　
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日：　　　6月9日（土）

時間：　14:00～15:00

場所：　登録有形文化財・鈴木邸　（静岡市・中ノ郷）

参加費：　500円　＊先着順
　　　　　（珈琲ドリップパック、レジュメ付き）

テキスト：　『羊と鋼の森』（宮下奈都・著／文春文庫）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

〈読書会への参加方法〉

・　事前にテキストの本をお読みください。
　　（読みながら気になった箇所に付箋など貼っておくとよいです）

・　当日、ご自分の本を持ってご参加ください。

・　枇杷舎店主が読書会の進行役をつとめ、テキストの物語をナビゲートします。

・　読み進める中で、自分が気になった場面や台詞などを気軽にお話ください。
　　（話さなければいけないなどの決まりはありません。みなさんの意見を聞いていたい、
　　発言するのは苦手、でもまったく問題ありません）


（注）　今回はイベント内での開催のため、「公開読書会」となっております。
　　　　参加者は事前予約者のみですが、その他の方が自由に見学できるスタイルです。
　　　　読書会、その他イベントの内容につきましては『物語のある場所』公式ホームページにて
　　　　詳細をご確認いただけます。

　　　　『物語のある場所』HP☞　https://monogatarinoarubasyo.amebaownd.com

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
申し込み、質問等は下記メールアドレス（どちらでも受け付けております）
もしくはご来店にて承ります。

枇杷舎→　biwashabooks（a）gmail.com
『物語のある場所』→　monogatarinoarubasyo（a）gmail.com

みなさんのご参加お待ちしております！



  

【みんなでブンガクvol.3 カズオ・イシグロ読書会】

今回の「カズオ・イシグロ読書会」は、代表作『わたしを離さないで』をテキストに
〈前半部〉と〈後半部〉に分けた、２部構成での開催となっています。

〈前半部〉が1月に終了し、〈後半部〉のみの参加者も募る予定でしたが、
参加者が定員に達してしまったため、今回は締め切らせていただいております。
この読書会が気になっていた方がいらっしゃいましたら大変申し訳ありません。

次回の【みんなでブンガク】の開催は、決まり次第お知らせいたします。
  

１月２７日（土）に開催を予定しております【みんなでブンガクvol.3】
「カズオ・イシグロ読書会」について一部変更がありますのでお知らせいたします。

今回のテキスト『わたしを離さないで』は３００ページを超える作品です。
これまでの読書会の進行具合を考え、２部構成で開催することにいたしました。

〈前半部〉　第１章（ｐ７）～第１２章（ｐ１７５）
〈後半部〉　第１３章（ｐ１７６）～第２３章（ｐ３４４）

２７日（土）は〈前半部〉を読みすすめます。
〈後半部〉の開催日につきましては、あらためてお知らせさせていただきます。

参加費は〈前半部〉＋〈後半部〉で３００円とさせていただきます。
どちらか一方のみ参加の場合は各３００円となります。ご了承くださいませ。

まだすこしお席に空きがありますので、１７５ページまでだったら読めそう！という方、
ちょっと「読書会」が気になるぞという方、ご参加お待ちしております。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お申し込み、詳細のお問い合わせは枇杷舎まで。
ご来店もしくは下記メールアドレスにて受け付けております。
biwashabooks(a)gmail.com 　※(a)を@に変えて送信してください。

  

【みんなでブンガクvol.3　カズオ・イシグロ読書会】

ひとりで読むと手強い文学も、みんなで読むと深く、味わいが増すのでは。
そんな気持ちではじめた枇杷舎読書会【みんなでブンガク】シリーズ。
第3回開催のおしらせです。

今回は２０１７年ノーベル文学賞を受賞した「カズオ・イシグロ」。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日時：　　　1月27日（土）　18:00～　（＊1時間半～2時間ほど）
場所：　　　枇杷舎
テキスト：　『わたしを離さないで』　（カズオ・イシグロ/著　早川書房）
定員：　　　8名（先着順）
参加費：　 300円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

テキストはカズオ・イシグロ氏の代表作のひとつ『わたしを離さないで』。
代表作ですが、一筋縄ではいかないどこまでも奥深い一作です。
読み解くことなど到底困難な作品ではありますが、『わたしを離さないで』を
読んでそれぞれが抱く思いや考えを話せる会になればいいなと思います。


お申し込み、詳細のお問い合わせは枇杷舎まで。
ご来店もしくは下記メールアドレスにて受け付けております。
biwashabooks(a)gmail.com 　※(a)を@に変えて送信してください。

ご参加お待ちしております！


  

9月末に行った【みんなでブンガク vol.2 詩人読書会】 では、
19世紀アメリカの女流詩人、エミリ・ディキンスンを取り上げました。




詩だけでなくエミリの人生も重ね合わせながら読みすすめた今回の読書会。
テキストは『エミリ・ディキンスン家のネズミ』　という絵本でした。
2007年にみすず書房から出版された本ですが、
今年の映画公開に合わせて新装版で再出版されています。
この絵本の訳を手がけたのは詩人の長田弘さんです。
深緑色の表紙。窓からのぞいた部屋の中にはかわいらしい白ネズミ。
この白ネズミの女の子・エマラインを通してエミリの姿が描かれてゆきます。

エミリの人生については謎めいた部分が多く、そこが人々の想像を掻き立て、脚色され
多面的なエミリ像が立ち上がってくるのですが、今回みんなの感じたことやとらえ方を聞いていると
自然とエミリの芯みたいなものが見えてきて、それはやはり詩の中にしっかりと刻み込まれていて
揺るがないのだ、とあらためて感じることができました。
信念と情熱をもって自らの人生を生き切ったエミリに触れることができた濃密な2時間となりました。

・・・今回参考とした資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・　『対訳ディキンソン詩集－アメリカ詩人選〈３〉』　　（岩波書店　1998年）
・　『エミリ・ディキンスン写真集』　（ポリー・ロングスワース/著　こびあん書房　1994年）
・　『エミリー』　（マイケル・ビダード/ぶん　バーバラ・クーニー/え　ほるぷ出版　1993年）
・　『まぶしい庭へ』　（ターシャ・テューダー/絵　KADOKAWA　2014年）
・　『誰でもない彼の秘密』　（マイケラ・マッコール/著　東京創元社　2005年）

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

10月28日（土）～11月3日（金）　
シネマイーラ浜松にて『静かなる情熱　エミリ・ディキンスン』が上映されます。


  

ひとりで読むと手強い文学も、みんなで読むと深く、味わいが増すのでは。
という気持ちではじめた枇杷舎読書会【みんなでブンガク】。
第2回開催のお知らせです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【みんなでブンガクvol.2　詩人読書会】

日時：　　　9月29日（金）　20:00～
場所：　　　枇杷舎
テキスト：　『エミリ・ディキンスン家のネズミ』
　　　　　　　（エリザベス・スパイヤーズ/著　みすず書房）
詩の朗読：　 西山仁実

定員：　　　8名（先着順）
参加費：　 300円
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

映画　『静かなる情熱　エミリ・ディキンスン』（静岡シネ・ギャラリー　9/2~15公開）に合わせて
今回はアメリカの詩人、エミリ・ディキンスンを読みたいと思います。

テキストとなる『エミリ・ディキンスン家のネズミ』は子ども向けのちょっと長めのお話です。
ディキンスン家に住み着いた白ネズミの女の子を通して描かれるエミリの世界。

作中に登場する12篇のエミリの詩を西山仁実さんに朗読していただきます。

■　西山仁実プロフィール

　　舞台に関わることを勉強しながら表現活動中。
　　これまでに、朗読・ひとり芝居・朗読劇・オペラ等の舞台に出演。
　　11月4日（土）焼津文化センターでオペラ「フィガロの結婚～江戸版～」に出演予定。

お申し込み、お問い合わせは枇杷舎まで。
ご来店もしくは下記メールアドレスにて受け付けております。
biwashabooks(a)gmail.com 　※(a)を@に変えて送信してください。

ご参加お待ちしております！








  

枇杷舎にて初イベントとなった【みんなでブンガクvol.1　朗読読書会】が終了しました。
参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
楽しく、深く、熱い一時をみなさまとご一緒できたことをうれしく思います。



なにより西山仁実さんの朗読が、言葉のその奥にひそむ引力で
八月十三日の奄美の「その夜」に誘ってくれたこと、
朗読読書会だからこそ味わえた世界がそこにありました。



西山仁実さんは、11月4日（土）に開かれる志太オペラの会第8回公演
『フィガロの結婚』～江戸版～　に出演なさいます。
公式ツイッター→　https://twitter.com/shidaopera

枇杷舎にて次の読書会は冬に開催したいと思い計画中です。
今回は参加できなかったけれど次回は・・・とお考えの方、
詳細は決まり次第こちらのブログでお知らせいたしますので、お見逃しなく！  

ひとりで読むと手強い文学も、みんなで読むと深く、味わいが増すのでは。
枇杷舎初イベントのお知らせです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【みんなでブンガクvol.1　朗読読書会】

日時：　　　8月11日（金）　19:00～
場所：　　　枇杷舎
テキスト：　島尾ミホ『海辺の生と死』より「その夜」
朗読者：　 西山仁実

定員：　　　8名（先着順）
参加費：　 300円（おみやげ付）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ひとつの文学作品を朗読とともに読む、耳であじわう読書会です。
今夏、満島ひかりさん主演で映画が公開される『海辺の生と死』。
クライマックスともいえる「その夜」を、静岡での公開（8/5~18、静岡シネ・ギャラリー）
に合わせて読みたいと思います。

舞台は戦時中の奄美・加計呂麻島。
白檀の薫り、降るような星空、アダンの実・・・。
熱帯のまとわりつくような自然のなかで、迫りくる”最後の時”。

朗読者は、5月のしずおか一箱古本市で、あの難解な「銀河鉄道の夜」の世界を
美しく深くあたたかく表現してくれた西山仁実さんです。

■　西山仁実プロフィール

　　舞台に関わることを勉強しながら表現活動中。
　　これまでに、朗読・ひとり芝居・朗読劇・オペラ等の舞台に出演。
　　11月4日（土）焼津文化センターでオペラ「フィガロの結婚～江戸版～」に出演予定。

お申し込み、お問い合わせは枇杷舎まで。
ご来店もしくは下記メールアドレスにて受け付けております。
biwashabooks(a)gmail.com 　※(a)を@に変えて送信してください。

ご参加お待ちしております！